最近暖かな日も増え、春の訪れを感じる様になってきましたね。
お出掛けしたくなるような天気につられ、一歩外に出てみれば…鼻はムズムズ、目はゴロゴロ。ものすごい量の花粉に悩ませられる毎日です。
花粉症のため鼻呼吸が恐怖で、でも口呼吸だと息苦しくてたまらない、なんていう方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、「呼吸がちょっと楽になるかも知れない!?」そんなちょっとした知識をお話ししたいと思います。
鼻呼吸? 口呼吸?
私たち人間は鼻と口の両方で呼吸することができます。ただ、鼻で呼吸する方が自然だと言われている中、実は大半の人は口で呼吸していると言われています。
皆さんは、鼻で呼吸していますか? 口で呼吸していますか? 次の項目をチェックしてみてください。
- 朝起きたときに喉が乾燥してヒリヒリすることがある
- 口の渇きを感じやすい
- 気がつくと口が開いている
- 物を噛むときに片方で噛む癖がある
- イビキをかく
これらの中から一つでも当てはまった方は、口呼吸が習慣化している可能性があります。
鼻呼吸と口呼吸、一体何が違うの?
鼻呼吸の場合、鼻毛や粘膜が吸い込んだ空気のほこりや細菌、ウイルスなどの異物を除去してくれます。いわゆるフィルターの役割をしてくれています。
また、空気は鼻腔の中で適度に加温・加湿される為、肺から血管へ酸素が取り込まれやすくなります。
一方で口呼吸の場合は、乾燥した冷たい空気がフィルターを通さず、そのまま喉の粘膜や器官などに触れてしまうことによって、細菌やウイルスの侵入・粘膜の炎症などが起こりやすくなり、免疫力も低下します。
さらに、口呼吸によって口が渇き、唾液の分泌が追いつかなくなると、虫歯や歯周病、口臭を引き起こしてしまうとも言われています。
その他にも、口周りの筋肉が弱り、イビキや睡眠時無呼吸症候群などにつながるとも言われ、口呼吸が当たり前になってしまうと様々な面での悪化が起き、悪循環の連鎖が起きてしまうのです。
鼻呼吸をしよう!
では、いつも口呼吸しているひとが鼻呼吸を身につけるにはどうしたらよいのでしょうか。
- ①口を閉じる!
- 起きている間は意識して口を閉じるようにし、鼻で呼吸することを心掛けましょう。また、
- ②よく噛んで食べる!
- 食事の際は、口を閉じてよく噛んで食べることを意識しましょう。一口30回以上噛むことが理想です。
鼻呼吸を習慣づけていくことで、呼吸が楽になり、同時に花粉症対策にもなってきます。ちなみに、私も今年から花粉症になり、現在では食塩水で鼻うがいをしています。結構スッキリするのでおすすめですよ!
鼻呼吸で花粉症に負けない体質を目指し、カイロプラクティックで痛みや不調の出づらい体をつくり、素敵な春を迎えましょう!
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